労務管理とは人材の効果的な活用を意味します。社員の募集・採用に始まり、配置・異動、教育、人事考課、昇進、そして退職に至るまで及びます。また、通常の勤務の中でも、賃金や労働時間の管理など幅広いものです。 このような労務管理は、労働基準法、労働安全衛生法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法、労災保険法等さまざまな法律の規制下にあります。
当事務所では、労働関係の諸法令を前提に、経営者にとって最良の解決策をアドバイスします。
また、日常の労務管理の中で労務トラブルが発生しないような基盤作りを進めておくことがそれ以上に重要なことと考えています。そのために、当事務所では就業規則をはじめとする下記のような社内制度の整備を進めておくことをご指導しています。
賃金、退職金制度設計
コンサルティング
「同一労働同一賃金の関係で、自社の賃金制度に反映したい」
「社長の感覚や今までの流れで設計してしまっていたので、時代に合った制度に再設計したい」
「今まで日給制を月給制に変えたい」など、
貴社の賃金、退職金制度やその背景を把握させていただいた上で、ご要望の制度へ設計させていただきます。
職務分析、人事考課
コンサルティング
「一応制度はあるけど、改めてきちんとしたものを作りたい」
「仕事の内容や役割と給与のバランスが取れていない(と従業員から言われる)」
「人手不足などで、適当に役割分担をして負担が特定の方に集中している」
「リモートワークを導入したが、役割分担が不明確で負担がバラバラになっている」など、
貴社の現状の職務を分析させていただき、職能給制の作成など、貴社に最適な人事考課ができるようサポートさせていただきます。
フレックスタイム制導入
コンサルティング
「リモートワークを導入したいので、フレックスにしたい」
「効率の良い働き方を導入していきたい」
「従業員から要望される働き方に柔軟に対応したい」 など、
貴社の就業規則の改定や協定の作成なども含めてサポートさせていただきます。
雇用延長コンサルティング
「定年後の賃金など、どんな条件設定にしたら良いか分からない」
「嘱託社員に雇用転換するために、何をすれば良いからわからない」
「同一労働同一賃金や高年齢者雇用安定法などの法律等に違反していないか知りたい」など
助成金などの活用も含めて、貴社の就業規則の改定や定年後の適切な条件設定などをサポートさせていただきます。
企業のリスク管理コンサルティング
「現状の就業規則で、リスクを管理できているか分からない」
「問題が発生したが、今後また発生するかもしれない」
「リスクが現実化しそうになので、今後再発しないようにしたい」
「今の会社の体制にリスクはあるのか」など、
貴社の業界業種、規模に応じた企業機密や、安全衛生に関するリスクを管理するためのサポートをさせていただきます。
労務監査・
人事労務デューデリジェンス(DD)
労務監査とは、労働関係法を中心とする法令が守られているか企業が調査を行うことです。
法令を遵守した労務管理が行われているかの確認はもちろん、人事労務DDによって、年金事務所、労働基準監督署の模擬調査結果から、リスク額試算のレポートも致します。
今、企業のコンプライアンス遵守に対して、厳しい目が向けられる傾向にあります。また、いかに有為な人材を採用し定着させるかが今後の企業発展・存続のポイントでもあります。
弊法人は、労務監査でコンプライアンス上の問題点と潜在的リスクを把握し対策することによって、職場のトラブルを未然に防止し、企業様が安心して経営に専念できる環境づくりのご支援をさせていただきます。
まずは、簡易労務監査をご希望の方、M&Aに伴う、労務リスクを把握・分析(デューデリジェンス)するための労務監査をご希望の方はご連絡下さい。